貼り付けができない原因として、以下が考えられます。

コピーが完了していない。

データ量やメモリ使用状況によりコピーが完了しておらず、貼り付けできない場合があります。例えば、Excelに対する処理で「コピーする行数が多い」「データが多く、アプリの反応が遅い」等が挙げられます。「指定時間待機」を使ったり、コピー後に他の処理を行うなどして、貼り付けまでに十分な時間を確保してください。

貼り付け先の指定に失敗している。

クリップボードの値をエミュレーション（「Ctrl+V」）で貼り付ける場合は、貼り付け先のアプリがWinActorの処理速度について行けず、貼り付けできない場合があります。ユーザの操作よりも速い操作が行われるため、画面更新などが間に合わず、想定と異なる位置にカーソルがある状態で貼り付けを行おうとしていることが考えられます。

画面にあわせて適切な待機(「ウィンドウ状態待機」「画像マッチング」のアクションを”状態チェック”等)を行い、貼り付けまでに十分な時間を確保してください。

メモリ使用率が上がって貼り付けできない。

PCのメモリ使用率が上がり、貼り付けできない場合があります。
詳細については、タイトル「メモリ不足の回避方法について」をご参照ください。